HbA1c 糖尿病 リスク

hba1cが高いと手術ができない?糖尿病だとどうして手術が出来ないの??

HbA1c 糖尿病 リスク

 

はじめまして。
私はASAMIといいます。普段は事務職員として仕事をしています。

 

先日会社で働いていたら母から電話がかかってきて、もしかしたら入院して手術をする必要があるかもしれないから、一度帰ってきてほしいと言われて会社を早退して帰ってきました。
以前から母は健康診断を欠かすことがなく、人一倍健康には気を使って来た人ではありましたが、今回の健康診断で胃に腫瘍があり、開腹手術で切除が必要になりそうだということでした。

 

私はまずこの開腹手術が必要になりそうということで軽いショックを受けたのですが、母がとりあえず外科の病院を紹介されたので一緒に来てほしいというので、会社の休みをとって一緒に外科の病院に行ってきたのですが、そこでさらにショックを受けることを聞かされました。
「実は血液検査のこの値が高いので、今すぐ手術というのは難しいかなというのがこの健康診断の結果を見た私の考えです。」
と開口一番に言われました。
その数値というのは、「HbA1c」というものでした。

 

詳しい検査などをしてみて、腫瘍がどのような状態なのかを確認しつつ、HbA1cの値を下げるようにまずは努力をすることが必要であること。そしてこの数値がある程度下がらなければ開腹手術を行うリスクが高いという話を聞き、HbA1cの値を下げるための治療と共に検査を行っていくスケジュールなどを聞いて、外科の病院を後にすることになりました。

 

漠然と胃に腫瘍の話、そして手術が必要になっている場合でも、今現在手術をすることにリスクがあるということが頭の中から離れません。
私よりもショックを受けているであろう母にいろいろ聞くのも酷なので、ひとまず表面的には明るく振舞っていましたが、部屋に帰ってからインターネットでいろいろと調べまくってみることにしました。

 

HbA1cとは何なのか

HbA1c 糖尿病 リスク

 

健康診断の結果で見かけるこのHbA1cというのは、過去1〜2ヶ月間の血糖の平均値を見る数値です。
血液中にある糖分と赤血球の中にあるヘモグロビンとか結合するとHbA1cとなります。

 

ヘモグロビンというのは、通常であれは酸素が沢山ある場所では酸素と結合し、酸素が少ないところに行くと結合した酸素を放出するという働きがあり、これによって体の細胞の隅々に酸素を運ぶという働きをしますが、血液中にブドウ糖が多く存在すると、ヘモグロビンはブドウ糖と結合してしまいます。
一度ブドウ糖と結合してしまったヘモグロビンは、寿命を迎えるまでブドウ糖を放出することがありません。つまり、ヘモグロビンからHbA1と呼ばれるようになります。
HbA1cの値が多いということはそれだけ血液中に結合するブドウ糖の量が多いということになり、通常の状態で血糖値が高い状態が続いていることが推測されるということで、糖尿病の診断を行う時の判断材料になる数値になっています。
赤血球の寿命は約4か月で、赤血球は少しずつ生まれ変わっていくことを考えると、今血液検査を行ってHbA1cの値を調べてみた場合には、だいたい1〜2か月間の血糖の平均値が分かるということになります。

 

つまり、HbA1cの値が高いということは、糖尿病予備軍であったり糖尿病になっている確率が高いということになります。

 

HbA1cの適正範囲というのは、4.6%〜6.2%の間で、6.5%を超えていると糖尿病の可能性を疑われる数値になっているそうです。
母の場合、HbA1cの値は8.1%と非常に高い状態でした。
健康診断の結果を見るとここ数年血糖値は基準以下でしたが、このHbA1cの数値が徐々に高くなっていっていたようです。
もしかしたら健康診断がある時にだけは少し前から節制をして血糖値を下げる努力をしていたものの、健康診断が終わってからは安心して食生活などが不規則になり、徐々に糖尿病の状態になっていってしまっていたのかもしれません。

 

HbA1cと糖尿病

HbA1c 糖尿病 リスク

 

もうすこし具体的にHbA1cと糖尿病の関係を調べてみることにしました。
HbA1cの値というのは、全体のヘモグロビンの中でHbA1cの状態になっているヘモグロビンがどの程度あるのかという数値になっています。
この数値が高いと、1ヶ月以上正常な血糖値のコントロールが行われてない状態になっていることがわかります。

 

HbA1cの値は4.6%〜6.2%が適正範囲ですが、実はこの中でも5.8%以上になってくるとやや血糖値のコントトールが不安定になってきていると考えられるそうです。
さらに、6.5%〜7.0%の場合にはコントトールはかろうじてできていると考えられるものの、不十分であり、7.0%〜8.0%の場合にはコントロールがかろうじてできていると考えられるもののコントロール状態は不要であると考えられています。
また8.0%を超えている場合にはコントロールが出来ない状態になっているということになります。

 

もちろん、HbA1cの値だけで糖尿病であるとは診断されません。
糖尿病であると判定される基準は、

 

1.空腹時血糖126mg/dl以上
2.75グラムのブドウ糖を飲み2時間後の血糖200mg/dl以上
3.随時血糖200mg/dl以上
4.HbA1cが6.5%以上

 

となっています。

 

母が健康診断で糖尿病の疑いと言われながらも糖尿病と診断をされなかったのは、どうも空腹時血糖が126mg/dlはなかったため、2.と3.の検査については行っていなかったからのようです。
ただ、健康診断の結果用紙には経過観察や要注意という文字は並んでいたので、徐々にHbA1cが高くなってきたときにしっかりと医師に相談をしていたら、ここまでHbA1cの値が高くなることはなかったのかもしれません。

 

この機会に私の健康診断の結果もちょっと気になったのでチェックしてみました。
私も会社員なので一年に一度は健康診断を受けています。
HbA1cの数値を見てみると5.7%と、ちょっとギリギリのラインではないですか!
すこし注意していかなければならないかもしれません。

 

HbA1cと糖尿病の関係性というのはなんとなくわかってきました。
ですが、糖尿病になると手術をすることが難しくなるのかという疑問が残りました。
そこで、HbA1cの値が高いことと手術が出来ないことの関係性についても調べてみました。

 

HbA1cと傷の治りの関係

HbA1c 糖尿病 リスク

 

じつはこのブドウ糖と結合したヘモグロビンであるHbA1cは酸素との結合がとても強くなるという特徴も持っています。通常のヘモグロビンであれば、酸素が少ないところでは酸素を放出するという特徴がありますが、ブドウ糖と結合したHbA1cの状態になると酸素との結合がとても強くなってしまうために、酸素が少ないところに行っても酸素を放出しないという特徴を持っています。

 

怪我をした時、身体は傷を治すためにさまざまな働きを自然に行ってくれます。
細胞分裂を繰り返して傷をいやしていくことになりますが、この細胞分裂を行うためには酸素が必要になってきます。
傷の近くにある血管に流れている赤血球の中にあるヘモグロビンから大量の酸素の放出が必要になってきますが、HbA1cの値が多い人の場合、大量にHbA1cが酸素を持っていてもその酸素を放出することがとても少ないために、傷を治すことが出来るだけの量の供給を受けることが出来ないため、どうしても傷の治りが遅くなってしまいます。

 

手術を行ったとしても、傷の治りが遅いため、手術を行った患部からの細菌感染のリスクが高くなってしまうという危険性があるということです。
身体の表面だけではなく開腹手術では内臓の切開も行います。
内臓の傷の治りが遅くなればなるほど、その間食事をとることもできず、さらに栄養不足が起こってきます。

 

HbA1cと感染症発症リスク

HbA1c 糖尿病 リスク

 

HbA1cの値が高い状態は限りなく糖尿病のリスクが高くなり、糖尿病である可能性が高くなりますが、実は糖病病になると感染症の発症リスクも高くなってしまいます。
では、どうして糖尿病の人は感染症の発症リスクが高くなるのかというと、白血球の働きが弱くなってしまうためなんです。

 

身体の中に感染症の原因となる病原菌が侵入してくると、通常であれば血液中の白血球が病原菌を攻撃して病気にならないように排除してくれるのですが、血液中にブドウ糖が多い状態が続いている、つまりHbA1cの値が高いと、この白血球の働きが低下してしまい、感染症を発症するリスクが高くなってしまいます。
さらに、ブドウ糖は病原菌の絶好のエサとなってしまいます。
HbA1cの値が高い人は常にブドウ糖が血液中にあふれている状態になっていることが多いので、病原菌にとってはエサが沢山ある状態になります。そうなれば病原菌の活動は活発化して行きますので罹患のリスクは高くなり、感染症発症リスクが高くなります。

 

HbA1cの値が高いことで傷の治りが遅く、傷口から病原菌の侵入がされやすい状態で、さらに感染症発症リスクが高いということは、それだけ手術による合併症の発症リスクが高くなるということになります。

 

少し調べてみただけでも、HbA1cが高い状態の場合には、このようなリスクが存在するために手術はできない。
といいことがわかってきました。

 

腫瘍についてはさらに詳細な検査などを行いつつ、まずはHbA1cの値を下げることが必要であるということだけは分かってきましたので、まずはどうしたらHbA1cの値を下げていくことが出来るのかということを考えていく必要がありそうです。
母は糖尿病であることはほぼ間違いなさそうなので、お薬による治療なども始まると思いますが、家族に糖尿病の人がいる場合、生活を共にする家族も似たような食事の指向、生活習慣を持っていることが多く、遺伝を抜きにしても糖尿病の発症リスクは高くなるそうです。
私もHbA1cが5.7%とちょっとギリギリなんじゃないの?という事に気が付きましたので、母と共にまずはHbA1cの値を少しでも下げる努力をしてみようと思いました。

 

HbA1cを下げるためにまずできるのは食事と生活習慣の見直し

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まずHbA1cの値を下げるためにできることとしては、食事と生活習慣の見直しが必要になってくるようです。

 

外科の病院で紹介していただいた糖尿病専門外来の栄養士さんに一週間に食べたものをチェックしてもらったところ、我が家の食事は炭水化物が多く、また糖分もちょっと摂りすぎの傾向にあると言われました。

 

朝起きるのが家族そろって苦手なので、どうしても朝食は手抜きをしがちで、前日に買っておいた菓子パンなどを食べることも多く、お昼ご飯はそれぞれ好きなものを食べていますが、夜もちょっと脂っこい物なども多すぎるようです。
母は根菜を食べるといいと聞いたということで、よくかぼちゃの煮つけや肉じゃがなどを作ってくれていましたが、実はこれらも血糖を上げる食材なんだそうです。

 

どうしても朝食を作るのが苦手ということであれば、菓子パンではなくハード系のパン、フランスパンなどにしてみることや、前日の夜におにぎりを握って起き、それを食べるようにした方が良いと言われました。
おにぎりも白米ではなく、雑穀米などにしてみることで血糖値の急上昇を抑えることが出来るそうです。

 

根菜も良いのですが、根菜自体は炭水化物を多く含むものが多いため、葉物野菜を中心にし、さらに彩を鮮やかなモノを選んでみてくださいと言われました。色鮮やかな野菜にはポリフェノールも多く含まれHbA1cの値を下げる効果を持つ物も多いそうです。

 

キノコや海藻などもHbA1cの値を下げていく時には積極的に取りたい食材ということを教えてもらいました。

 

HbA1c 糖尿病 リスクHbA1cを下げるにはどんな食べ物が良いの?

 

HbA1c 糖尿病 リスク

 

朝起きるのが苦手なのは、夜型の生活習慣のせいかもしれないということも指摘を受けました。
もともと父も仕事からの帰りが遅く、私も社会人になってからは夜遅くまで仕事をしていることも多く、深夜の帰宅になることも多くなりました。
母は私たちが帰宅するのを待ち、食事も付き合ってくれていたんです。
そのため、どうしても朝起きれず朝食は支度がいらず、手早く食べられる菓子パンになることがおおくなってしまいます。
さらに、昼間に眠くなり昼寝をすることも多く、日中の活動量がとても少なくなってきてしまっていたようです。
昼間寝てしまうので夜遅くまで起きていられるけど、朝早く起きることができません。
また昼間寝てしまうので結果的に運動不足にもなってしまいます。

 

母に比べると私の方がおかしも食べるし外食なども多いにもかかわらず、母のHbA1cの値が増えてしまっているのは、日中の活動量の違いと年齢による代謝の違いもあったようです。

 

そこで、私も父もなるべく早めの帰宅を心掛け、さらに夜9時以降になる時には母には無理をしないで寝ていてもらうようにしました。
また、自宅近くに住んでいる叔母に協力してもらい、できるだけお天気がいい日はウォーキングに付き合ってもらうようにしてみました。
叔母も最近太り気味だからちょうどいいわと協力をしてくれたので、姉妹でお天気がいい日にはウォーキングを行うようになりました。

 

HbA1c 糖尿病 リスクHbA1cを下げる効率的な運動とはどんな運動なの?

 

HbA1cを下げるにサプリメントなども活用すると良いです。
血糖値サプリメントの中でも大手ブランドのものはトクホなどで実際に血糖値を下げる働きがある事も分かっていますし、1日あたりの値段も安いので薬を買うよりお得な場合が多いです。

 

なので、もし血糖値やHbA1cを下げたいのであれば、血糖値を下げるサプリのサイトなども参考にしてみるといいかと思います。

余談

HbA1c 糖尿病 リスク

 

なんとなく深夜帰宅して母が起きていないという状態はさみしい気もしましたが、健康のためと思って我慢をすることにしました。
でも、やはり寂しいなと感じ、私もできるだけ頑張って残業をしなくても済むように努力をしてみました。
父も同じような考えだったようで、不思議と以前に比べて早く帰宅することも増えました。

 

休みの日には今まではあまり家族で外出するなんて言うこともなかったのですが、街歩きに出かけてみたりすることも増えてきました。
先日も家族ではじめてトレッキングに出かけてきましたよ。
父も以前に比べると楽しそうにしていることも増え、なんとなく家族の仲が良くなってきたような感じがします。

 

外科の検査が一通り終わり、腫瘍と思われたものは良性の腫瘍で今現在どうしても手術が必要になるわけではないため、とりあえず半年後に再検査をしてみましょうということでした。

 

手術はとりあえず不要ということでこの点はとても安堵しましたが、まずは母の糖尿病の治療を続け、半年後の再検査で腫瘍の状態がどうなっているのか、もし手術が必要となった時に手術が出来るような状態にしておきたいということになり、糖尿病専門医のもとで治療を受けることになりました。

 

糖尿病の治療は簡単にはいかないと思いますが、家族みんなで協力してできるだけ母のHbA1cの値を下げることができるようにしていきたいと思っています。

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